接骨院の先生が「使いすぎ症候群」を解説!|あま市、名古屋市の整体・骨盤矯正「しまうま調整院」

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接骨院の先生が「使いすぎ症候群」を解説!

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使いすぎ症候群

こんにちは!愛知県の大治町にありますしまうま針灸接骨院です。
今回のテーマは「使いすぎ症候群」です。
オーバーユース症候群ともいいます。
まだあまり聞きなじみがないと思いますが、特にスポーツをやっている人には関係ある事ですので、是非最後までお読み下さい。

使いすぎ症候群とは?

使いすぎ症候群はスポーツ等で繰り返し走ったり、跳んだり、投げたりする事で、膝や肩、肘等を痛めてしまう事を指します。
具体的には、、、
・野球肩・野球肘・テニス肘・ジャンパー膝・足底腱膜炎・シンスプリント等です。

それぞれ解説していきます。

【野球肩】
肩をよく動かす競技で多く見られる症状で投球動作時に肩関節部分に負荷がかかり、痛みが走ります。

【野球肘】
野球の投球動作時に肘に痛みが走ります。
繰り返し負荷か掛かりやすい投手に多く、最近のプロ野球選手ではトミー・ジョン手術を受ける選手も増えてきました。
※トミー・ジョン手術
1974年にフランク・ジョーブによって考案され、初めてこの手術を受けた投手のトミー・ジョンにちなんでこう呼ばれている。投球の際に肘の側副靭帯に大きな負担がかかる野球の投手が受けることの多い手術である。野球以外では、やり投など投擲系の競技者も受けることがある。(Wikipedia参照)

【テニス肘】
ボールを打つ際に前腕を捻る動きを繰り返す為、肘に負荷が掛かり痛みが出ます。
トッププロではフォアハンドでも強い球を打ち返す為、肘の内側を痛めることもあります。
テニスをしない方でも、肘に負荷をかける職業や、生活を送ってる人に発症しやすいです。
実際に当院に来院される患者さまの場合、飲食で働いていて繰り返しビールジョッキを運ぶ方、スマホを持って何時間も動画を観ていた方が肘の痛みで受診されました。
共通して言えるのは繰り返し肘の外側から手首にかけて負荷がかかり、痛みが出ているという事です。
病院では上腕骨外側上顆炎と診断を受けます。

【ジャンパー膝】
繰り返しジャンプする事で着地した際にかかる負担が膝蓋骨周辺に蓄積する為に起こる痛みです。膝蓋腱炎とも呼ばれ、バスケやバレー等のジャンプ競技の選手に多く見られます。類似疾患にオスグッドシュラッター病というものがありますが違いは痛む場所です。ジャンパー膝が、膝蓋腱部に痛みが出るのに対してオスグッドは脛骨粗面に痛みが出ます。

【足底筋膜炎】
長距離歩いたり、走ったりする陸上競技の選手に多く見られます。
運動をしていない人でも下腿の筋肉が硬く、足底のアーチ(土踏まず)がない人も発症しやすいです。

【シンスプリント】
ランニング、ダッシュ、ジャンプを多く行う競技の選手が発症しやすいです。
痛む場所は脛の内側に縦長に広範囲で出現します。

《治療方法》
自宅でのケアと接骨院でのケアをご紹介します。

〈セルフケア〉
①急性期で炎症症状が出ている時は、冷湿布や氷嚢でしっかり冷やす。
➁慢性期はストレッチを取り入れるようにする。※入浴後、クリームを使ってのマッサージもお勧め。

〈接骨院での治療〉

①急性期は超音波とハイボルト療法で、炎症を取る。
➁テーピングを用いて運動時の負荷を下げる。セルフケアでも取り入れましょう!
➂野球肘、野球肩の場合は投球動作のチェック指導。(セルフケアとしてインナーマッスルを鍛えましょう!)
足、膝の疾患の方には距骨調整で根本から改善を図る。

〔まとめ〕
ジャンパー膝、足底筋膜炎、シンスプリント等の疾患は、そもそも足の構造の問題が高い可能性があります。
当院では現在出ている痛みに対しての施術だけでなく、今後同様の痛みが出現しないよう根本治療にも力を入れております。
お近くでお困りの方は是非一度お問い合わせ下さい。

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