肩こりの敵は冷え性だった?!対策オススメ3選
整体ブログ
こんにちは!しまうま鍼灸接骨院です。今回は体のお悩みで1位2位に多い肩こりと、それに関連が深い冷え性についてお話しをさせてもらいたいと思います。
●肩こりのさまざまな原因
肩こりと一言に行っても原因はさまざま考えられます。同じ動きを反復することによって起こるもの、逆に同じ姿勢のまま筋肉が固まって起こるもの、首や背中の姿勢が悪いことで起こるもの、目や歯、内臓などが原因で起こるものなどです。
そんな肩こりですが、患者さんの共通で多い症状が”冷え性”です
●なぜ冷え性になるのか
そもそも冷え性とは腕や大腿部、手や足の先が温まらず冷えている感覚が常にあると定義にあります。
特に末端の冷えでお悩みの方が多いのではないでしょうか?
なぜ冷えてしまうのか!それは血液循環の低下にあると思います。恒温動物である我々は血液の量をコントロールしたり、汗を流すことで体温の調節をしています。ですが血の巡りが悪く末端までの必要な血液が足りていない方などは冷えを起こしやすいと言えるでしょう。
さらに筋肉と冷えも関係が深いんです!筋肉は小刻みに動くことによって車でいうエンジンのような役割をして熱を産生することが出来ます。逆にいうと筋肉量が少なければ少ないほど熱を産生する力が弱いということになります。女性に冷え性の方が多いのはこういった理由が大きいかもしれません。
●肩こりと冷えの関係
今までの話で冷え性がいかに筋肉を悪くしているのかが分かったと思いますが、その中でも肩こりの原因となる筋肉は首や肩の筋肉が主なので、そこがパソコン作業で固まってきたり冷房の当たりすぎで冷えて硬くなるとこがどんどん冷え性も悪化させる原因と考えられます。
●冷え性体質を変える温活3選
まずは簡単な運動でいいので筋肉がつくような運動をしましょう!エスカレーターをやめて階段にしてみたり、一駅早く降りて歩くなどいいですね。今回でいうと首肩周りを柔軟にして筋肉を硬くしないことも大事なので、パソコンやスマホ、読書などで長時間同じ姿勢が続くようでしたら首を回してあげたり、手を頭の後ろに回して組んで抵抗をかけながら首を後ろに曲げてくストレッチもオススメです!
一番心臓から遠いふくらはぎの筋肉を鍛えておくと、筋肉のポンプ作用で勢いよく心臓に血液が帰ることができ、冷えの予防につながります
あとは食事面でいうと根菜(人参やゴボウなど)はビタミンやミネラルが豊富に含まれていていいですね。
服装の面では夏場はクーラーが効いている場所にいることも多いと思います。その時に首もとを直接冷気で冷やさないことをお勧めします。首とつくところ(手首、足首)は太い血管が通っているので、冷やしてしまうと血管が収縮してしまい余計冷え性体質になってしまうのです!
●冷え性に効果的なツボ3選
【合谷(ごうこく)】
親指と人差し指の骨の境目のくぼみ、 腕側に指をなぞって行って止まるところ。
眼の疲れなどに使われることもありますが、肩こりにも効果が期待できます!
【大椎(だいつい)】
首を前に倒した時に一番骨が出ている部分。
体全体を温め、特に肩周りの血流を良くしてくれる効果が期待できます。
【気海(きかい)】
おヘソから指2本分真下にあるツボ。直接内臓を温めることもできますし、元気の出るツボとも言われているので、コンディションアップにも一役買いそうですね♪
お灸を使って体質を改善させましょう!
苦手な方はカイロなど温かいものでツボを刺激できれば大丈夫です。
以上で肩こりと冷え性のお話しが終わりになります。最後になりますが冷えは万病の元といいますのでこれ以上悪化しないように尽くしたいですね。