肩こりを解消して辛い頭痛とおさらばしよう
整体ブログ
皆さんも一度は酷い頭痛に悩まされた事があるかと思います。
私も経験ありますがとても辛いですよね。
実は肩こりと頭痛が密接に関係している事をご存知でしたか?
日本人の2人に1人は肩こりを経験した事がある、または現在肩こりで悩んでいると言われております。
その肩こりが原因として起こる頭痛は「緊張型頭痛」といい「群発頭痛」「偏頭痛」と数種類ある頭痛の中で7割と最多を占めています。
頭痛の種類と特徴
一口に頭痛と言っても特徴も原因も様々です。ここでは頭痛のタイプ別に紹介したいと思います。
「偏頭痛」
ピークは30代の女性に多く片側または両方の頭がズキズキと脈打つような感じで痛み、血管が拡張されると症状が強く現れます。
また偏頭痛は古典型と普通型という2種類に大別され古典型(全体の20%と少ない)は前兆症状として頭が痛くなる前に目の前がチカチカし真っ暗になったり視界が悪くなったりします。
対処法としては動脈(こめかみや側頭部の辺り)を圧迫すると改善されます。
「群発頭痛」
30代の男性に多く数年に一度一定期間の間、片側の目の奥の窪みにキリで刺された様な激痛が出ます。怖いですね、、、
睡眠中に痛む事が多く頭痛時は結膜の充血や涙や鼻水が出たりします。
治療としては神経の興奮により目や鼻の症状が出ているため鍼治療をお勧めします。
但し、初めての方や両方の頭に痛みがある方嘔吐症状が出たり2~3時間経っても症状が治まらない方は重篤な脳の疾患の可能性もあるのでその場合は病院への受診を最優先にして下さい。
「緊張型頭痛」
今回のテーマでもある肩こりに起因してる頭痛がこちらです。
前述した通り頭痛の大半を占めるのがこの緊張型頭痛です。
他にも重大な脳の疾患により起こる頭痛(脳腫瘍、脳膿瘍、髄膜炎、クモ膜下出血など)がありますが今回は割愛させていただきます。
緊張型頭痛の特徴としては長期に渡り首から肩にかけての張りや凝り、絞扼感、圧迫感、頭重感、鈍痛が挙げられます。
原因は日常生活における精神的ストレスや身体的ストレスによるものが多く首から肩にかけての筋肉が固まる事で脳を栄養する血管の血の巡りが悪くなる事により起こります。
前屈みでの長時間のパソコン作業では肩甲骨が外に広がり自然と肩が内側に巻き肩になるような不良姿勢が出来上がります。
また長い時間パソコンの画面を見るため眼精疲労を伴いますし、画面を覗き込む姿勢を取る際に頭の位置が前に傾くので首から肩にかかる負担はとても大きいものになります。
最近ではテレビのCMでも「スマホッ首」と現代病になりつつあるスマートフォンの使用により起こる首こり肩こりに対して造語を作っていましたね。
個人的には流行語になって欲しいです!
肩こりと頭痛が密接に関係していると述べましたが患者様によっては肩こりが酷い場合でも自覚症状がない方もいらっしゃいます。
先日当院に来院された患者様で(とにかく頭痛を治して下さい・首も肩も気にならない)、と言われるので問診.触診させていただくと頭痛が出てる方の首や肩が硬くなっており関係してると思われる後頭下筋群という筋肉に対して鍼を数本打つと頭痛が改善したと驚かれていました。
雨の日や低気圧に頭痛が出る場合もあります。
1、乗り物酔いしやすい
2、耳鳴りしやすい
3、冷えやすい
4、季節の変わり目に体調を崩しやすい
上記のチェック項目で複数当てはまる方はご用心を!お近くの治療院で診てもらう事をお勧めします。
セルフケアとしては内関というツボが効果ありますので試してみては。
(手のひらを上に向けた状態で手首のシワから肘側に向かって指3本分上に登った所です)