『熱中症』について解説|あま市、名古屋市の整体・骨盤矯正「しまうま調整院」

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『熱中症』について解説

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今回のテーマ『熱中症』です。

患者さんとの会話で毎年、今年の夏が一番暑い、、、とよく耳にします。
今までは毎年の事ですし、ニュースで流れても聞き流していました。

しかし!私自身、今年初めて熱中症になってしまいました。
今年の夏は本当に今までと比べ異常に感じます。
連日スマホの画面に熱中症アラートの表示がされる事からも異常さが伺えます。
今回はここ数ヶ月で起こった出来事から、熱中症の症状、予防、改善方法をお伝えします。
ぜひ最後まで読んでみてください。

【これに当てはまれば熱中症?主な症状】

熱中症とは、気温や湿度が高い環境下で体温の調整がうまくいかない事が原因でおこります。
主な症状は以下のとおり↓↓↓
めまい
立ちくらみ
気分が悪い
筋肉痛
足がつる
手足の震え
頭痛
吐き気
嘔吐
体がだるい
力が入らない
全身がけいれんする
意識が朦朧とする
体がとても熱い

 

 

【今年の熱中症の実態例】

 

『ケース1』
朝から訪問マッサージで施設内で施術後、午後接骨院勤務の為に車で移動。
午後診療始まる前に頭痛と喉の渇きが強く、いつもは1日かけて飲む水分量を午後診療開始時点で飲み干す状態。
OS-1を飲んだ所、凄く美味しく感じ一気に飲み干す。
その後症状体調ともに緩解。原因、外仕事でないにもかかわらず熱中症になる理由として高温の車内での車移動が考えられる。
(冷房が不十分)

 

『ケース2』患者さまA
外仕事をしている患者さま。予約時に来院。顔色も悪く、頭痛も強く出ているとの事。喉の渇きを訴えておりOS-1を飲んでもらって治療後症状体調ともに緩解。原因、日中暑い中での外仕事が考えられる。

『ケース3』患者さまB
在宅の患者さま。施術中に吐き気をもよおし嘔吐。
ここ1週間程同様の症状を複数回繰り返す。
サーキュレーターを使用して室内の循環を良くした所症状が緩和した。
原因、エアコンの故障に伴い室温が高く熱中症になったと考えられる。
上記の3例以外にも運動部の学生さんも軽い熱中症症状が出ている方もいらっしゃいました。
今年は去年までと比べてあきらかに違います。
本人は熱中症になっている自覚がない為、日頃からこまめに水分補給を心掛けるなど注意が必要です。

【過去の熱中症の症例】

 

過去には運動部の練習中に熱中症で倒れ心停止で救急搬送後、低酸素脳症による重い意識障害で今も寝たきりの方もいますし、部活終わりの帰宅中に倒れてそのまま亡くなってしまった方もいます。
熱中症になりやすいスポーツの1位は野球で、今年の甲子園の開会式後、熱中症で運ばれた選手もいました。

 

【今年の熱中症対策例】

 

高校野球は今年から5回のイニング終了後10分間のクールタイムと称して冷房の効いた部屋で休憩したり、大会日程を調整して1日の試合数を減らして日中の試合をなるべく避けたりと高野連が工夫しています。
競馬界も競争馬と騎手、スタッフと来場客の負担を減らす為、日中のレースは止めて間隔を空けたりと試験的に実施しています。

 

【治療法】

 

熱中症になったと判断した場合はまず涼しい場所に移動させ、衣服を緩めて冷却を行います。
水分を自力で摂取できる場合は水分・塩分を補給しましょう。
軽い熱中症の場合は応急処置のみで症状が改善します。
※症状がよくならない場合は医療機関を受診してください。
首・腋の下・太もものつけ根は太い血管が通っているので氷を入れたタオルや袋、氷のうで冷やしましょう。
衣服の上から少しずつ冷たい水をかけたり、うちわや扇風機であおぐのも効果的です。
予防として日頃からこまめに水分を取る習慣をつけておきましょう。

 

【まとめ】

自分で水分が取れない、意識がない、けいれんしているといった場合は急を要します。
呼びかけに反応しない場合はすぐに救急車を呼んでください。
同時に体を冷やす応急処置を行いましょう。

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