気圧と痛みについての深い関係性|あま市、名古屋市の整体・骨盤矯正「しまうま調整院」

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気圧と痛みについての深い関係性

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接骨院の先生が気圧と痛みの関係性ついて解説します!

 

今回のテーマは『気圧 の変化による痛み』です。
天候の悪い日に頭痛やめまいが出たりしませんか?
最近では『気象病』とも呼ばれるこの症状。
今回は、気圧の変化でどんな症状がでるのか?症状が出るメカニズム。予防と対策について解説したいと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは行ってみましょー!

 

【気圧の変化による症状(気象病)】

多いのは頭痛やめまいです。
当院でも天気の悪い日は頭痛を訴える患者さまが必ずいます。
他には肩こりや倦怠感、神経痛や関節痛です。事故で通われている患者さまは天気の悪い日は患部の痛みや関節痛を訴えたり、変形性膝関節症や股関節症を抱えてる方も同様に関節部分の痛みを訴えられたりされます。

 

【気圧の変化で症状が出るメカニズム】

人体にはバランス感覚を司る器官があります。
それは耳の中にある『内耳』という場所に存在します。
耳は外から外耳、中耳、内耳と区分されていて普段耳掃除をする場所で音の集音する場所を外耳、鼓膜の内側から内耳の間を中耳と呼びます。よく耳にする中耳炎はこの場所の炎症です。
内耳は『聴覚』と『平衡覚』を司ります。
悪天候による気圧の変動は内耳の前庭神経を介して脳に伝達されます。
結果、自律神経が乱れ交感神経が興奮しすぎると頭痛やめまい、関節痛が生じます。

 

【気圧による不調の対策と予防】

直接耳をマッサージするのがオススメ!
①両手で両耳をそれぞれ軽く引っ張り、上下左右に動かす。
②両耳を軽く引っ張りながら時計まわり、反時計まわりに動かす。
③手のひらで両耳を軽く圧迫しながら時計まわり、反時計まわりに動かす。
上記の運動はお手軽にセルフで行えるので1日1回行いましょう!
首肩まわりのストレッチや運動、マッサージも効果有り!低気圧の関係で筋肉が硬くなると首こり肩こり、頭痛、関節痛など各種症状が出てきます。
例えば鍼や灸で首、肩まわりの筋肉を緩めて血流を良くすると症状緩和が期待出来ます。
頭部のツボに鍼を置鍼するのも効果があります。
ただし!注意しないといけないのが偏頭痛様の頭痛の場合です。
偏頭痛はマッサージしてしまうと血管が拡張して逆に頭痛が強く出てしまう事があります。
素人判断でマッサージしてしまうと、返って悪化する事もありますので、痛みの強い人や繰り返しの気象病に悩んでいる方は接骨院や病院で診てもらいましょう。
とはいえ一番大切なのは根本からの解決です。
そこで大事なのは自律神経のバランスを整える事が最も重要になります。
日頃から行える事として適度な有酸素運動で身体を動かす。
心身のストレス発散にも適度な運動は効果あります!
毎日規則正しい睡眠時間を心がける。睡眠不足は自律神経の乱れに繋がります。

①運動
②ストレッチ
③睡眠
を気をつけていただいた上でも改善しない場合は接骨院か病院への受診も考えなければなりません。
流れとしては先ず、接骨院に受診して治療を受けてください。
東洋医学の考え方は人体の持っている自己治癒力を高めて症状を良くするというものです。
自律神経の乱れでしたら、例えば当院の場合、針灸治療で交感神経の興奮を抑え副交感神経を高める施術方法や骨盤調整で全体のバランスを整える事で疼痛の緩和・消失が期待出来ます。
交通事故の後遺症やスポーツの怪我で関節痛が出ていて低気圧で症状が増悪している方は超音波治療とハイボルト治療が有効です。

 

【まとめ】

最近では気象病関連の専門外来も増えてきました。
ただし、痛みが出たからすぐお薬に頼るのではなく、日頃から規則正しい生活を送る。
低気圧で症状のある日はセルフで行える運動。変化がなければ接骨院での治療を受ける。
それでもダメなら病院の受診を検討してみてください。

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